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王様の結婚 [本]

6月18日(日)
佐藤正午『王様の結婚』(集英社文庫)読了。

王様の結婚 (集英社文庫)

王様の結婚 (集英社文庫)

  • 作者: 佐藤 正午
  • 出版社/メーカー: 集英社
  • 発売日: 1987/07
  • メディア: 文庫


鐘ヶ江晋は駐車場の管理人。
独り暮らしで、咲子という女性と付き合っているが、3年前に自分を捨てた女が忘れられない。
半年前に、高校時代の同級生で、今は銀行に勤めている坂本と再会する。
坂本には妻がいたが、水商売の若い女と浮気していた。
ある日、坂本が鐘ヶ江に、金を貸してくれと言う。
鐘ヶ兼は即座に断るが、坂本に事情を話せと言った……。
上記は中編『王様の結婚』で、短編『青い傘』も併録。

佐藤正午氏の本はこれが12冊目。
84年の発売で、同年のデビュー作『永遠の1/2』に続く、第二作。
主人公の心情が全くわからず、最後まで乗れなかった。

今日は西葛西の東京フィルムセンター映画・俳優専門学校でワークショップをやってきました。
今年5回目で、2回目の2年生。
助手は石森美咲。
メニューは、ストレッチ、ストップターン、スローウォーク、発声練習、台本練習。
台本練習のテキストは、『時をかける少女』の1場。
組分けをして、それぞれで読み合わせを2回やった後、1組ずつ発表したのですが、最初はなかなかテンションが上がらなくて、大変でした。
が、徐々に調子が上がって、最後の組はなかなかの出来。
まあ、その組には石森も入ってましたけど。
来月も同じ台本を使うので、ぜひとも練習してきてほしいです。

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