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28週後… [映画]

6月22日(木)
フアン・カルロス・フレナスディージョ監督『28週後…』(2007年)WOWOWで鑑賞。

28週後… [Blu-ray]

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  • 出版社/メーカー: 20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン
  • メディア: Blu-ray


イギリス、ロンドン。
新種のウィルス「RAGE」の発生から28週後。
人類が滅亡したイギリスに、海外にいたイギリス人が帰国し始める。
ドン(ロバート・カーライル)は妻のアリス(キャサリン・マコーマック)を見捨てて生き延び、隔離地区の行政官になっていた。
そこへ、スペインに行っていた娘のタミー(イモージェン・プーツ)と息子のアンディ(マッキントッシュ・マグルトン)が帰ってくる。
姉弟は隔離地区を抜け出し、我が家へ帰る。
そこには、死んだはずの母アリスがいた……。

ダニー・ボイル監督の映画『28日後……』の続編。
登場人物たちの行動が愚かすぎて、感情移入が難しかった。
その方が話が盛り上がるのはわかるが、イギリスが滅亡するほどのウイルスに対して、あまりに無防備すぎないか?
隔離地区の狙撃兵・ドイル軍曹の役で、ジェレミー・レナーも出演。
姉弟を助ける姿がなかなかカッコよかった。

『素敵なセリフのしゃべり方』第36回
「セリフに気持ちを込める」という言葉があります。
誰かの演技を見て、「セリフに気持ちが込もっていた」と褒めたりします。
が、これは間違いです。
あるセリフを言うとします。
このセリフの気持ちは、怒りです。
だから、怒りの気持ちをそのセリフに込めて言う、というのは間違い。
その前の相手役のセリフを聞いて、怒りを感じる。
怒りを感じたから、そのセリフを言ってしまう。
つまり、気持ちが先で、セリフが後。
気持ちはセリフに込めるものではなく、自然と込もってしまうものなのです。
僕は稽古でしばしば、「そのセリフ、もっと大きく」とダメ出しします。
すると、役者の中には、単に音量だけ大きくする者がいます。
が、これも間違い。
その前の相手役のセリフを聞いて感じる気持ちを大きくする。
すると、次の自分のセリフも大きく出る。
大切なのは、相手役のセリフをいかに受け取るか、つまり、「受け」なのです。

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