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翻訳がつくる日本語 [本]

7月14日(金)
中村桃子『翻訳がつくる日本語』(白澤社)読了。

翻訳がつくる日本語―ヒロインは「女ことば」を話し続ける

翻訳がつくる日本語―ヒロインは「女ことば」を話し続ける

  • 作者: 中村 桃子
  • 出版社/メーカー: 白澤社
  • 発売日: 2013/08/01
  • メディア: 単行本


関東学院大学教授の中村桃子が、翻訳に現れる特殊な日本語について解説する。

〇アメリカ映画の女性の登場人物、テレビや新聞のインタビューに答える女性は、「わ」「だわ」「よ」「のよ」「かしら」など、今の日本人女性が使わない、古風な礼儀正しい日本語を話す。
〇男性の場合は、きさくな人柄を現そうとすると、「やあ」「僕」「さ」「ぜ」「だい?」と話す。
〇黒人奴隷は、「おら」「ごぜえますだ」「ねえだか」「ますだよ」など、東北弁ふうの日本語を話す。
これらの日本語は、翻訳の中にしか残っていない。
こんな伝統、さっさと壊してしまえばいいと思った。

11時から新宿の芸能花伝舎の日本演出者協会の事務所へ行き、会長の和田喜夫さんと演劇大学in横手の打ち合わせをしてきました。
演劇大学in横手は、7月28・29・30日の3日間、秋田県横手市で行われるイベント。
僕はそこでワークショップを行います。
秋田県へ行くのは生まれて初めてなので、とても楽しみです。
13時からサンシャイン劇場の楽屋で、個人面談。
今日は9人と話をしました。
19時から、キャラメルボックス2017サマープレミア『スロウハイツの神様』の本番10ステージ目。
今日も大入り満員。
僕が本番を見るのは9回目なのに、またしても泣いてしまいました。
残り2日4ステージ、全力で頑張ります。

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