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四月物語 [映画]

8月15日(月)
岩井俊二監督『四月物語』(1998年)WOWOWで鑑賞。

四月物語 [DVD]

四月物語 [DVD]

  • 出版社/メーカー: ビデオメーカー
  • メディア: DVD


4月、北海道。
楡島卯月(松たか子)を乗せた電車が、家族に見送られて、駅を出発する。
卯月は東京・武蔵野にある大学に通うため、独り暮らしを始める。
引越し屋が運んできた荷物は、部屋が狭すぎて、入りきれなかった。
大学では友人に誘われ、釣りのサークルに入った。
しかし、卯月がこの大学に入学したのは、ある人に会うためだった。
それは、高校の1年先輩の山崎(田辺誠一)だった……。

わずか67分の映画だが、とてもよかった。
19年前の松たか子が途轍もなく瑞々しい。
オープニング、駅で見送る家族が、松本幸四郎、市川染五郎など、松たか子の本当の家族なのだ。
これだけで、「すげー!」と唸ってしまった。
大学に入学した女の子の最初の1カ月を描いただけの映画で、事件もドラマもどんでん返しもないが、そのナイーブさ、優しさ、映像の美しさが、僕にはどストライク!
参りました、と降参するしかない。
『耳をすませば』が好きな人にはきっとわかってもらえると思う。
お薦めです。

今日も自宅で執筆。
『光の帝国』の改訂第一稿が完成しました。
僕と真柴あずきの二人で改訂案を話し合い、真柴あずきが一人で書きました。
現時点で、90~100分ぐらいになるのではないかと思います。
初演は60分だったのでかなりの駆け足でしたが、今回はじっくりと物語が進みます。
新しい登場人物もいます。
初演を見た人も、きっと楽しめると思います。
9月5日の稽古開始までに、真柴あずきが第二稿を書く予定です。
ご期待ください!

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