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ミレーの名画はなぜこんなに面白いのか [本]

8月23日(水)
井出洋一郎『ミレーの名画はなぜこんなに面白いのか』(中経の文庫)読了。

ミレーの名画はなぜこんなに面白いのか (中経の文庫)

ミレーの名画はなぜこんなに面白いのか (中経の文庫)

  • 作者: 井出 洋一郎
  • 出版社/メーカー: KADOKAWA/中経出版
  • 発売日: 2014/04/26
  • メディア: 文庫


府中市美術館館長の井出洋一郎が、フランス・バルビゾン派の巨匠ジャン=フランソワ・ミレーの代表作を紹介する。

やはり、有名な『種まく人』『落穂拾い』『晩鐘』が凄い。
ミレーが活躍した19世紀後半は、普通の農民の農作業を絵にすること自体が革命だった。
が、ミレーはこの3作で、より崇高なものを描いてみせた。
バルビゾンの畑が、宇宙に繋がった。
『羊飼いの少女』『ガチョウ番の少女の水浴び』も凄い。
日本で言えば、歌川広重に近い気がする。
リアリズムに徹したおかげで、リアリズムを越え、神に達したのだ。

今日は1430から15MMAのゲネプロ、1930から本番初日。
どちらもうまく行きました!
ゲネプロの『ラスト・フィフティーン・ミニッツ』の上演時間は15分26秒。
ちょっと伸びたけど、おもしろかった。
柿喰う客の玉置玲央君が来てくれたのもうれしかった。
初日の開場前、客席に出演者・スタッフが全員集まって、気合い入れ。
Mrs.fictionsの今村君の指名で、気合い入れの音頭は僕が取ることに!
「お客さんをノックアウトしよう!」と叫び、みんなに「オー!」と唱和してもらいました。
初日の上演時間は不明。
ストップウォッチの操作を間違えてしまいました。悔しい!
でも、『ラスト・フィフティーン・ミニッツ』だけでなく、6本全部がみんなおもしろかった。
お客さんとして、キャラメルボックスの真柴あずき、木村玲衣、石森美咲、水谷友香梨が見に来てくれました。
それから、一色洋平君と、ナッポス・ユナイテッド『スキップ』に出演してくれた菊地美香さんも。
みんなに「おもしろかった」と言ってもらえて、とてもうれしかった。
15MMAは今週日曜までです。
絶対に損はさせませんから、ぜひぜひ吉祥寺シアターへお越しください。
お待ちしています。

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