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マルタイの女 [映画]

9月29日(金)
伊丹十三監督『マルタイの女』(1997年)GEOのレンタルDVDで鑑賞。



磯野ビワコ(宮本信子)は、ワガママでちょっと落ち目の大物女優。
ある晩、弁護士夫婦が殺害される現場を目撃してしまう。
犯人は、カルト教団「真理の羊」のメンバー。
警察はビワコを守るため、彼女を「マルタイ」と呼ばれる身辺保護対象者とし、刑事の立花(西村雅彦)と近松(村田雄浩)をガードにつける。
二人の刑事はビワコの自宅マンションから、仕事場、稽古場、レストランまで張り付いて、ビワコを守った……。

伊丹十三監督の最後の映画。
脚本に三谷幸喜さんが協力しているためか、元・東京サンシャインボーイズの西村雅彦、近藤芳正、阿南健治らが出演していた。
おなじみのメンバーは、津川雅彦、あき竹城、三谷昇、宝田明、六平直政、伊集院光、不破万作、高橋長英、渡辺哲などなど。
田尻茂一さんが舞台俳優役で出演していたのはビックリ。
最後はちょっと暴走気味だったが、名優たちの名演技と、センスのいいセリフの数々でとても楽しめた。

伊丹十三監督の映画全10本、ようやくコンプリートしました。
どの映画も質が高く、楽しむことができました。
僕のベスト1は『マルサの女』、ベスト2は『ミンボーの女』。
伊丹映画と言えば、宮本信子さんと津川雅彦さんですが、六平直政、不破万作、渡辺哲、三谷昇の4人も、ほとんどの作品に出演して、いい仕事をしていた。
まさに名脇役だと思いました。

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