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黙祷の時間 [本]

2月17日(土)
ジークフリート・レンツ『黙祷の時間』(新潮クレスト・ブックス)読了。

黙祷の時間 (新潮クレスト・ブックス)

黙祷の時間 (新潮クレスト・ブックス)

  • 作者: ジークフリート・レンツ
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 2010/08/31
  • メディア: 単行本


ドイツ。
クリスティアンはギムナジウムの生徒。
父は港で石を海底に沈める仕事をしていて、クリスティアンも手伝っている。
ある日、仕事中に、シュテラを見かける。
シュテラはクリスティアンのクラスの英語の先生で、美しい女性だった。
クリスティアンはシュテラを父の船に案内する……。

ジークフリート・レンツは1926年、東プロイセンのリュク生まれ。
1951年、『空には青鷹がいた』で作家デビュー。
『国語の時間』『郷土博物館』などで高い評価を受ける。
現代ドイツを代表する作家。
『黙祷の時間』は2008年の作品で、82歳のレンツによる、少年の初恋の物語。
少年が憧れの先生と結ばれる。
映画などで昔からよくパターンだが、この歳になって見ると、女教師が生徒をつまみ食いしているだけなのだ。
読みながら、ついそう思ってしまい、あまり楽しめなかった。

10時より、北千住のシアター1010のドラマ・リーディング教室の5回目のレッスン。
太宰治『走れメロス』を読みました。
細かくダメ出ししたおかげで、皆さん、かなり上達したと思います。
1530より、キャラメルボックス俳優オーディション合格者のオリエンテーション。
僕が劇団運営や劇団員の心得などを説明し、合格者に入団する意思があるかどうかを最終確認しました。
合格者は「入団します」と回答。
晴れて、2名がキャラメルボックスの新しいメンバーになりました。
正式な発表は、また後日。
17時より、キャラメルボックス2018スプリングツアー『夏への扉』の稽古5日目。
7・8場の立ち稽古をしました。
『夏への扉』は転換が多いため、その段取りの確認に手間取り、1日2場しか進みません。
が、それは始めからわかっていたことなので、焦らずに丁寧にやっています。
畑中智行と筒井俊作の2人は、物凄いエネルギーとスピードでガンガン飛ばしています。
若い役者たちも早く追いついてほしいです。

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