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魔術師の視線 [本]

3月23日(金)
本多孝好『魔術師の視線』(新潮社)読了。

魔術師の視線

魔術師の視線

  • 作者: 本多 孝好
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 2014/09/22
  • メディア: 単行本


楠瀬薫は元新聞記者で、今はビデオ・ジャーナリスト。
恵比寿にある「FINDERS」という会社に籍を置いて、活動している。
ある夜、自宅のアパートに帰ると、建物の前に少女が立っていた。
中学生の諏訪礼だった。
数年前、薫は小学生だった礼と関わりを持った。
礼は超能力少女として、テレビに出ていた。
薫は礼を取材し、超能力がイカサマであることをすっぱ抜いたのだ。
礼はストーカーに付きまとわれているので、助けてほしいと言う。
薫は礼を自宅に泊めることにするが……。

本多孝好氏の本はこれが10冊目。
なんと、女性ビデオ・ジャーナリストを主人公にした、ハードボイルド・ミステリだった。
はたして礼は本当に超能力が使えるのか?
その答えが気になって、379ページを一気に読んだ。
ストーリーが複雑で少々難しかったが、楽しめた。

昼過ぎ、地元の図書館に行ってきました。
2週間に1度行って、7~10冊借りてきます。
今日は8冊借りてきました。
僕はほぼ1日1冊読むので、2週間で14冊。
買う本より、図書館で借りる本の方がやや多い。
去年は217冊借りました。
その図書館で最も本を借りているのはおそらく僕だと思います。
賞品でも出ればうれしいのですが。

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