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もっと知りたいマネ [本]

5月24日(木)
高橋明也『もっと知りたいマネ』(東京美術)読了。

もっと知りたいマネ―生涯と作品 (アート・ビギナーズ・コレクション)

もっと知りたいマネ―生涯と作品 (アート・ビギナーズ・コレクション)

  • 作者: 高橋 明也
  • 出版社/メーカー: 東京美術
  • 発売日: 2010/02/25
  • メディア: 単行本


三菱一号館美術館館長の高橋明也が、19世紀フランスの画家エドゥアール・マネの生涯と作品を解説する。

エドゥアール・マネは「近代絵画の父」と呼ばれる。
1832年、パリ生まれ。
1850年、トマ・クチュールのアトリエに入門。
1861年、「オーギュスト・マネ夫妻の肖像」「スペインの歌手」でサロン初入選。
1863年、「落選者展」で、「草上の昼食」を発表し、スキャンダルとなる。
1865年、「オランピア」がサロン入選し、スキャンダルとなる。
1874年、友人たちが「第一回印象派展」を開催したが、参加せず。
1883年、死去。
19世紀半ば、女性のヌードは宗教画か神話画でしか許されなかったが、マネは堂々と娼婦を描いた。
スキャンダルになるのは当然。
しかし、題材の新奇さだけでなく、方法も斬新だった。
ティツィアーノ、ベラスケス、ゴヤ、クールベを敬愛し、印象派の画家たちの兄貴分として後輩たちを援助。
ボードレール、ゾラ、マラルメなどの文学者たちと交流。
代表作は上記の他、「笛を吹く少年」「バルコニー」「菫の花束をつけたベルト・モリゾ」「マクシミリアン皇帝の処刑」「鉄道」「ナナ」「フォリー=ベルジェールのバー」など。
この本を読んで、ようやくマネとモネの区別がつくようになった。
実際、当時も間違われることがあったらしい。

アルテメイト・プロデュース『おおきく振りかぶって/夏の大会編』の脚本第一稿、全12中2場まで書き上がりました。
1作目の上演時間は2時間15分だったので、今度は何とか2時間以内に収めたい。
構想の段階では収まるようにしたのですが、それは1作目の時も同じ。
野球のプレイに時間がかかり、15分もオーバーしてしまったのです。
だから、今回は脚本の段階で7ページほど短くしようと思っています。
その通りに書けるかどうかはわかりませんが。
それではこれから3場に取りかかります。
頑張ります。

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