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トオリヌケキンシ [本]

5月24日(木)
加納朋子『トオリヌケキンシ』(文藝春秋)読了。

トオリヌケ キンシ (文春文庫)

トオリヌケ キンシ (文春文庫)

  • 作者: 加納 朋子
  • 出版社/メーカー: 文藝春秋
  • 発売日: 2017/06/08
  • メディア: 文庫


田村陽は小学生。
通学路の途中に、古いマンションの外壁と、潰れた銭湯の板塀に挟まれた、幅50センチほどの小道がある。
その入口に「トオリヌケキンシ」と書かれた札がかかっている。
ある日の学校帰り、陽はその小道に入っていく。
行き止まりに、古ぼけた木造の家があった。
「ボロいうち」と呟いたら、後ろから「ボロくて悪かったですね」という声。
振り返ると、同級生の川本あずさが立っていた………。

加納朋子氏の本はこれが23冊目。
短編ミステリ6つを収録した短編集で、上記は一つ目の『トオリヌケキンシ』。
どの話も、特殊な病気や障害がキーになっていて、そのせいでどんでん返しが起こる。
最初はそれに気づかなかったで、やたらとビックリさせられた。
後半は、今度はどんなネタだろうと楽しみになった。
僕のお気に入りは、1つ目の『トオリヌケキンシ』も、4つ目の『フー・アー・ユー?』。
お薦めです。

自宅に籠もって、3日目。
1日の移動距離が、一昨日は0,6キロ
昨日は0,24キロだったので、今日は駅前の書店まで散歩してきました。
で、1,8キロ。
これじゃ体にいいわきゃないよ!
執筆は順調に進んでいますが、腰の痛みも順調に増している。
明日の散歩はぜひとも距離を伸ばそうと思います。

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