サロメ

８月１８日（土）
原田マハ『サロメ』（文藝春秋）読了。

サロメ

• 作者: 原田 マハ
• 出版社/メーカー: 文藝春秋
• 発売日: 2017/01/16
• メディア: 単行本

１８９１年７月、ロンドン。
メイベル・ピアズリーは１９歳の女優志望で、母・弟と３人暮らし。
弟のオーブリーは幼い頃から結核で病弱だったが、天才的な絵の才能の持ち主だった。
メイベルはオーブリーを世に出すため、知り合いに売れっ子の画家エドワード・バーン・ジョーンズを紹介してもらう。
オーブリーと二人でジョーンズの家を訪ねると、そこに先客がいた。
売れっ子の作家で、男色家と噂のある、オスカー・ワイルドだった……。

原田マハ氏の本を読むのは、これが２４冊目。
オーブリー・ピアズリーはオスカー・ワイルドの戯曲『サロメ』の挿絵で、売れっ子のイラストレーターになった。
が、わずか２５歳で亡くなってしまう。
この小説は、ピアズリーはワイルドによって破滅させられたと暴く。
美術ファンとしては非常に興味深かったが、『暗幕のゲルニカ』と同じく、表現がいちいちオーバーで、「テンション高すぎ！」と思った。
残念。

今日は０８３０から、キャラメルボックス２０１８クリスマスツアー『リトル・ドラマー・ボーイ』の情報宣伝写真の撮影。
稽古場と近所の公園で撮影しました。
みんなカッコよかったので、お楽しみに！
１３００から、アルテメイト・プロデュース『おおきく振りかぶって／夏の大会編』の稽古１６日目。
８・９場の動き付けをしました。
が、９場の途中で時間切れ。
続きは明後日やります。
とは言え、稽古はほぼ予定通りに進んでいます。
役者たちも演技はもちろん、ダンスも、野球のプレイもどんどんうまくなっています。
こちらもお楽しみに！