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ポストマンの詩学 [本]

8月19日(日)
時実早苗『ポストマンの詩学』(彩流社)読了。

ポストマンの詩学: 郵便配達の文化表象 (フィギュール彩)

ポストマンの詩学: 郵便配達の文化表象 (フィギュール彩)

  • 作者: 時実 早苗
  • 出版社/メーカー: 彩流社
  • 発売日: 2017/08/10
  • メディア: 単行本


大妻女子大学文学部教授の時実早苗が、絵画・文学・映画などに登場する「ポストマン」を分析する。

取り上げられた作品は、
〇フェルメール『窓辺で手紙を読む女』『青衣の女』
〇ゴッホ『郵便配達人ジョセフ・ルーラン』
〇マイケル・ラドフォード監督『イル・ポスティーノ』
〇サン・テグジュペリ『南方郵便飛行』『夜間飛行』
〇フォ・ジェンチイ監督『山の郵便配達』
〇デヴィッド・ブリン『ポストマン』
〇ジャン・ジャック・ベネックス監督『ディーバ』
などなど。
知っている作品が出てくるたびにうれしくなった。
僕の作品でも、『ナツヤスミ語辞典』に「郵便屋」という役名で登場する。
確かに「ポストマン」には、淡いながらも詩情を感じる。
なぜだろう?

今日は13時より、西葛西の東京放送芸術&映画俳優専門学校のスペシャル公演『ブリザード・ミュージック』の稽古4日目。
4・5・6場の立ち稽古をしました。
最初、登場して、セリフを言うだけの役者に対し、「演出家の指示待ちをせず、自分で考えて、演技プランを提出しろ」と注意しました。
役者は演出家のロボットではないのですから。
6場が終わったところで、次の7場に進むには時間が短かったので、4~6場を通しました。
先週の1~3場よりおもしろかった。
この調子で一歩ずつでいいから、進歩してほしいです。

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