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ある閉ざされた雪の山荘で [本]

8月20日(月)
東野圭吾『ある閉ざされた雪の山荘で』(講談社文庫)読了。

ある閉ざされた雪の山荘で (講談社文庫)

ある閉ざされた雪の山荘で (講談社文庫)

  • 作者: 東野 圭吾
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 1996/01/11
  • メディア: 文庫


乗鞍高原のペンション「四季」に、男女7人の舞台俳優がやってくる。
彼らは、劇団「水滸」の演出家・東郷陣平のプロデュース公演のオーディションに合格した人々で、東郷の指示でここに来た。
ここで公演のための稽古を行うらしい。
久我和幸以外の6人は、劇団「水滸」の所属俳優。
久我は「水滸」の公演に出演していた元村由梨江に一目惚れして、彼女と共演したくてオーディションを受けた。
2日目の朝、一人の俳優の姿が消える。
彼女がいた場所には、「この紙を見つけた者が死体の第一発見者とする」と書かれた紙が置いてあった。
殺人事件が発生したという設定で、即興芝居をやれというのか?

この本を読むのは2回目。
舞台はペンションの中だけ、登場人物は俳優だけ。
まるで「舞台化しろ」と言わんばかりの小説。
確かに、芝居でやったらおもしろいだろうなと思った。
ミステリとしてもよくできているし、底に演劇への愛がある。
誰かが芝居にすべきではないか?

10時より、キャラメルボックス俳優教室の授業。
2週間の夏休みが終わって、今日から第三クールの始まりです。
このクールから基礎練習はなく、台本練習のみ。
テキストは、成井豊+真柴あずき『アローン・アゲイン』の2場と3場。
3チームが2場、2チームが3場に取り組みます。
うーん、楽しみ楽しみ。
13時より、アルテメイト・プロデュース『おおきく振りかぶって/夏の大会編』の稽古17日目。
俳優教室の授業が13時に終わってから行ったので、約1時間の遅刻。
役者たちのダンス返しを見ながら、昼食のカップラーメンを食べました。
台本稽古は、9・10・11・12場の動き付けをしました。
12場の途中で時間切れでした。
朝から晩まで芝居の稽古。
いつも書いてますけど、本望です。

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