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悪意 [本]

10月14日(日)
東野圭吾『悪意』(講談社文庫)読了。

悪意 (講談社文庫)

悪意 (講談社文庫)

  • 作者: 東野 圭吾
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2001/01/17
  • メディア: 文庫


人気作家の日高邦彦が何者かに殺害された。
第一発見者は、妻の理恵と、被害者の幼馴染みの野々口修。
野々口は元教師で、今は児童文学の作家だった。
警視庁捜査一課の刑事・加賀恭一郎は、教師時代、野々口の同僚だった。
捜査を開始した加賀は、野々口に対して、次第に疑惑を深めていく……。

未読だと思って読み始めたが、すぐに既読だと気付いた。
これは非常によくできたミステリ。
どんでん返しに次ぐどんでん返しで、よくもまあこんなストーリーが思いつくものだと呆れてしまう。
東野氏の初期作品には、隠れた名作が多い。
これと言い、『仮面山荘殺人事件』と言い、歴史に残る名作だと思う。
お勧めです。

今日は13時より、西葛西の東京放送芸術&映画俳優専門学校のスペシャル公演『ブリザード・ミュージック』の稽古。
13時から、第二回通し稽古(衣裳付き)。
1・2場は硬くてひどい出来でしたが、尻上がりによくなり、ちょっと安心しました。
上演時間は1時間50分53秒。
予想よりちょっと長めでした。
その後は、1・2場の復習。
細かく手直ししたので、通し稽古より断然おもしろくなりました。
この調子で行けば、再来週の本番までにはきっと目標に達すると思います。
役者たちの一層の努力に期待します。

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