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フリーランス女医は見た 医者の稼ぎ方 [本]

12月26日(水)
筒井冨美『フリーランス女医は見た 医者の稼ぎ方』(光文社新書)読了。

フリーランス女医は見た 医者の稼ぎ方 (光文社新書)

フリーランス女医は見た 医者の稼ぎ方 (光文社新書)

  • 作者: 筒井 冨美
  • 出版社/メーカー: 光文社
  • 発売日: 2017/01/17
  • メディア: 新書


フリーランス女医の筒井冨美が、現代の医師の実情を赤裸々に語る。

筒井冨美氏は1966年生まれで、フリーランスの麻酔医。
40歳の時、殺人的な多忙さに悲鳴をあげ、大学病院を退職。
フリーになると、次々と仕事が舞い込み、週休二日を堅持しても、収入は3倍になった。
唐沢寿明主演の『白い巨塔』は2003年の放映だったが、あの頃と今では、医療業界は一変してしまったらしい。
原因は、2004年の新研修医制度の開始で、このおかげで大学病院の教授を頂点としたピラミッドが崩壊、フリーの医師が爆発的に増加した。
腕のいい医師なら、年収一億も夢ではない。
筒井氏は米倉涼子主演の『ドクターX』に制作協力として参加。
知り合いの医師たちの間でも好評だったらしい。
ただし、米倉演じる大門未知子のような、フリーの外科医は実際には存在しない。
が、「もしいたら?」「言いたいことを言ったら?」というフィクション性が、医師たちには痛快なのだ。
この本も本音オンリーで非常に痛快。
お薦めです。

今日は午前は図書館、午後は芝居を見に行きます。
で、帰ったら、来年の準備。
『スロウハイツの神様』の稽古開始は2月ですが、それまでのんびりしているわけには行きません。
やらなきゃいけないことがいっぱいある。
書かなきゃいけないものもいっぱい。
年末年始も頑張ります。

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