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「おバカ大国」オーストラリア [本]

12月28日(金)
沢木サニー祐二『「おバカ大国」オーストラリア』(中公新書ラクレ)読了。

「おバカ大国」オーストラリア - だけど幸福度世界1位!  日本20位! (中公新書ラクレ)

「おバカ大国」オーストラリア - だけど幸福度世界1位! 日本20位! (中公新書ラクレ)

  • 作者: 沢木サニー祐二
  • 出版社/メーカー: 中央公論新社
  • 発売日: 2015/03/09
  • メディア: 新書


シドニー在住の国際調停人・沢木サニー祐二が、オーストラリアの国柄と国民性を語る。

なんてバカなんだ、オーストラリア人は!
〇原因と結果が結びつかない。結果を考えずに行動する。
〇「正しさ」「賢さ」でなく、「強さ」で物事を判断する。体を鍛えるのが大好き。自分が悪くても絶対に謝らない。
〇酒が大好き。泥酔するまで飲む。(結果を考えないから)
〇大麻・ドラッグが蔓延している。(結果を考えないから)
〇働くのが嫌い。だから、移民に仕事を奪われる。(結果を考えないから)
〇自動車教習所がない。運転が荒い。事故が多発。(結果を考えないから)
〇倫理感に乏しい。悪いことをしてもバレなければいい、バレたら逃げるというメンタリティ。
〇ハードはあるが、ソフトがない。道路の案内掲示板、数は多いが、無秩序でわかりにくい。
〇ペットは放し飼い。犬が人を噛む事件が多発するが、気にしない。
それなのに、幸福度は世界1位。
バカだから、自分が不幸だと気付かない?
いやいや、いろんなことを気にしないから、悩んだり落ち込んだりしないのだ。
日本人にはとても付き合いきれないが、参考になる部分はある気がする。
それにしても、おもしろい本だ。
強くお薦めします!

今日は私用で埼玉県越谷市へ行ってきました。
新秋津駅からJR武蔵野線に乗って、南越谷駅へ。
新秋津駅から府中本町駅へ行ったことは何度もあるのですが、反対方向はたぶん初めて。
「東所沢」「新座」「北朝霞」「西浦和」と、埼玉県の南の端を西から東へ。
窓の外が見慣れぬ風景で、とても新鮮でした。
南越谷駅付近は賑わっていましたが、駅から離れると、何もかもが広々。
西武線沿線の住人である僕にとって、東武伊勢崎線沿線は異国の地。
はっきり言って、遠足気分でした。

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