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邦画の昭和史 [本]

1月19日(土)
長部日出雄『邦画の日本史』(新潮新書)読了。

邦画の昭和史―スターで選ぶDVD100本 (新潮新書)

邦画の昭和史―スターで選ぶDVD100本 (新潮新書)

  • 作者: 長部 日出雄
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 2007/07
  • メディア: 新書


小説家の長部日出雄が、戦後の日本映画の中から、大スターが名演技をした、という視点で100本を選び、紹介する。

男優は、多い方から、三船敏郎が9本、高倉健・勝新太郎・市川雷蔵・渥美清が3本。
女優は、原節子・田中絹代・高峰秀子が4本。
三船の数が突出しているのは、黒澤明監督の作品にたくさん出たため、秀作が多いのだ。
戦後の大スターがこの8人というのは、順当だと思う。
僕が8人選んだら、三船敏郎・石原裕次郎・高倉健・渥美清、原節子・高峰秀子・藤純子・吉永小百合になるだろう。
僕はこの本で取り上げられた100本のうち、41本を見ていた。
逆に言えば、59本も見てないわけで、まだまだ勉強が足りないと反省した。

上記の本は、昭和20年から64年までの、44年の間に作られた映画が対象でした。
が、平成も今年で30年。
今度は、「邦画の平成史」という本ができてもいいと思います。
一体誰が選ばれるかな?
役所広司さん、本木雅弘さん、ビートたけしさんあたりでしょうか。
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