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ジャズ [本]

1月23日(水)
トニ・モリスン『ジャズ』(ハヤカワepi文庫)読了。

ジャズ―トニ・モリスン・セレクション (ハヤカワepi文庫)

ジャズ―トニ・モリスン・セレクション (ハヤカワepi文庫)

  • 作者: トニ モリスン
  • 出版社/メーカー: 早川書房
  • 発売日: 2010/02/10
  • メディア: 文庫


1920年代、アメリカ。
ヴァイオレット・トレイスは50歳の黒人女性。
ある日、夫のジョーが、19歳の愛人ドーカスを拳銃で射殺して逃亡した。
数日後の葬儀の時、ヴァイオレットはドーカスの遺体にナイフで切りかかった。
同席していた人間に取り押さえられたが、彼女のおかげで葬儀は台無しになった。
亡くなったドーカスは、伯母のアリス・マンフレッドの家に下宿していた。
葬儀の数日後、そのアリスの家に、ヴァイオレットが訪ねてきた……。

トニ・モリスンは1931年、アメリカのオハイオ州生まれ。
コーネル大学大学院で文学博士号を取得。
大手出版社ランダムハウスで編集者として働きながら、小説を執筆。
1970年、『青い眼がほしい』でデビュー。
1987年、第五長編『ビラブド』でピューリッツァー賞受賞。
1993年、アフリカン・アメリカンとして初めてノーベル文学賞を受賞。
『ジャズ』は1992年に発表された第六長編。
シンプルな話なのに、文章が難解で、読むのに非常に苦労した。
僕にはおもしろさが全くわからなかった。
残念。

キャラメルボックス2019スプリングツアー『スロウハイツの神様』の脚本ですが、改訂した部分と、新たに書いたショートストーリー3本を、原作者の辻村深月さんにお送りしたところ、つい昨日、戻ってきました。
辻村さんはしっかり読んでくださり、修正すべき点をいくつか指摘してくださいました。
どれも皆、なるほどと思うことばかり。
その指摘には「こういうセリフにしたら?」という修正案まであったので、ちゃっかりいただいちゃいました。
それにしても、ここまで舞台化に協力してくださる原作者はなかなかいない。
辻村さんに深く感謝すると同時に、「初演よりおもしろい芝居にするぞ!」と誓いました。
するぞ!

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