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それはまた別の話 [本]

3月25日(月)
和田誠+三谷幸喜『それはまた別の話』(文藝春秋)読了。

それはまた別の話 (文春文庫)

それはまた別の話 (文春文庫)

  • 作者: 和田 誠
  • 出版社/メーカー: 文藝春秋
  • 発売日: 2001/02/01
  • メディア: 文庫


イラストレーターの和田誠と、脚本家の三谷幸喜が、映画12本について語り合った対談集。

取り上げられた映画は、
『十二人の怒れる男』
『アパートの鍵貸します』
『舞踏会の手帖』
『フランケンシュタイン』
『ダイ・ハード』
『絶壁の彼方に』
『バンド・ワゴン』
『素晴らしき哉、人生!』
『トイ・ストーリー』
『恐怖の報酬』
『エイリアン』
『裏窓』
僕は『絶壁の彼方に』だけ未見。
対談に当たって、お二人とも各映画を見直しているため、非常に細かい点についてまで語り合っていて、とてもおもしろかった。
それにしても、お二人の映画の知識は凄い。
和田氏の映画好きは有名で、だから基本的に三谷氏が聞き手なのだが、その三谷氏もムチャクチャ詳しい。
三谷氏は僕と同い年だが、この本が出版された時点で、36歳。
36歳でこの知識量とは、尊敬せざるを得ない。
12本の中に『トイ・ストーリー』を入れてくれたのもうれしかった。

上記の本のあとがきで、三谷氏が中学生の頃から和田氏のファンだったと知りました。
僕は高校時代、つかこうへい事務所の公演のチラシで、和田氏のイラストと出会いました。
そのセンスの良さにシビレました。
角川文庫の『不思議な国のアリス』のイラストも和田氏が描いていて、これがまたすばらしかった。
今でも本棚にあります。

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