夢を食った男たち [本]
6月13日(木)
阿久悠『夢を食った男たち』(文春文庫)読了。
作詞家の阿久悠が、自身が関わった60年代後半のGSブームと、70年代の『スター誕生』を語る。
1993年に出版された本で、1937年生まれの阿久悠氏は当時56歳。
平成4年に、昭和後期の歌謡界を振り返ったのだ。
この人が昭和を代表する作詞家であることは間違いない。
中でも評価すべきは、フィンガー5、山本リンダ、ピンク・レディーのブームを巻き起こしたこと。
単なる作詞家ではなく、企画の段階からプランナーとしてかかわっていたのだ。
『スター誕生』も同様で、あれは要するに、萩本欽一氏と阿久悠氏の番組だったのだ。
僕も小学校時代は毎週見ていた。
あの番組で最初にスターになったのは、初代グランドチャンピオンの森昌子でなく、審査員の作曲家・都倉俊一氏だったらしい。
客席は都倉氏のファンでいっぱいになったらしい。
当時を知る上では貴重な記録。
阿久悠『夢を食った男たち』(文春文庫)読了。
「スター誕生」と歌謡曲黄金の70年代 夢を食った男たち (文春文庫)
- 作者: 阿久 悠
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
- 発売日: 2007/12/06
- メディア: 文庫
作詞家の阿久悠が、自身が関わった60年代後半のGSブームと、70年代の『スター誕生』を語る。
1993年に出版された本で、1937年生まれの阿久悠氏は当時56歳。
平成4年に、昭和後期の歌謡界を振り返ったのだ。
この人が昭和を代表する作詞家であることは間違いない。
中でも評価すべきは、フィンガー5、山本リンダ、ピンク・レディーのブームを巻き起こしたこと。
単なる作詞家ではなく、企画の段階からプランナーとしてかかわっていたのだ。
『スター誕生』も同様で、あれは要するに、萩本欽一氏と阿久悠氏の番組だったのだ。
僕も小学校時代は毎週見ていた。
あの番組で最初にスターになったのは、初代グランドチャンピオンの森昌子でなく、審査員の作曲家・都倉俊一氏だったらしい。
客席は都倉氏のファンでいっぱいになったらしい。
当時を知る上では貴重な記録。