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ワイエス画集Ⅱ /クリスチーナの世界 [本]

6月30日(火)
ベッツィ・ワイエス『ワイエス画集Ⅱ /クリスチーナの世界』(リブロポート)読了。

クリスチーナの世界 (ワイエス画集)

クリスチーナの世界 (ワイエス画集)

  • 出版社/メーカー: リブロポート
  • 発売日: 2020/06/30
  • メディア: 大型本


アメリカの現代画家アンドリュー・ワイエスの画集シリーズの2冊目。
『クリスチーナの世界』を中心に、アンナ・クリスチーナ・オルネン、彼女の弟アルヴァロ、二人が住んでいた家や農場を描いたシリーズを、ワイエスの妻ベッツィーが紹介・解説する。

クリスチーナはベッツィーの実家の隣人で、幼い頃からの知り合いだった。
生まれた時から足の具合が悪く、成長するに従って、歩行が困難になった。
1939年、アンドリューとベッツィーが結婚。
以来30年、アンドリューはオルソン家に通い、そこに住む人々と家や農場を描き続けた。
『クリスチーナの世界』はその中の1枚。
アンドリューが初めてクリスチーナに会った時、彼女は55歳だった。
『クリスチーナの世界』に描かれた女性は、どう見ても40歳以上とは思えない。
それもそのはずで、モデル(特に上半身)は妻のベッツィーがつとめたらしい。
というふうに、傑作『クリスチーナの世界』の背景を知ることが出来て、とてもタメになった。
ところで、この本は僕にとって、史上最大、最高値の本だった。
重さは2,4キロ。
値段は20600円。
もちろん、地元の図書館で借りて読んだ。
この本、ほしくてほしくてたまらないが、この値段には少々ためらってしまう。
置き場所にも困るし。
購入はともかく、一読をお薦めします。

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一番下は写真です。

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