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ディリリとパリの時間旅行 [映画]

6月29日(月)
ミッシェル・オスロ監督『ディリリとパリの時間旅行』(2018年)WOWOWで鑑賞。

ディリリとパリの時間旅行 [DVD]

ディリリとパリの時間旅行 [DVD]

  • 出版社/メーカー: ウォルト・ディズニー・ジャパン株式会社
  • 発売日: 2020/01/22
  • メディア: DVD


20世紀初頭、ベル・エポックの時代のパリ。
ディリリはニューカレドニア生まれのフランス人と黒人のハーフの少女で、どうしてもパリに行きたくなって、船で密航してきた。
博覧会の展示に出演中、配達人のオレルに話しかけられ、パリ見物の約束をする。
その頃、パリは「男性支配団」と名乗る集団による、少女の誘拐事件が続発していた。
ディリリとオレルは、オレルの知り合いの有名人に会い、「男性支配団」についての情報を集める。
洗濯船でピカソから、モンマルトルの悪魔の風車に「男性支配団」のアジトがあると聞き、早速駆けつけるが、オレルが狂犬病の犬に噛まれてしまう。
二人は三輪車に乗って、パスツール研究所に向かう……。

平面的な絵で、動きはあまりないが、建築物と風景の美しさに目を見張った。
当時の有名人が次から次へと出てくるのも嬉しかった。
キュリー夫人、印象派・後期印象派の画家たち、ピカソ、マティス、パスツール、サティ、ロートレック、プルースト、アンドレ・ジッド、サラ・ベルナール、エドワード皇太子……。
彼らが皆、同時代の人間で、同時にパリにいたというのは、やっぱり凄いことだと思った。
ストーリーは盛り上がりに欠けるが、一見の価値あり。
お薦めです。

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今日はキャラメルボックス俳優教室・本科の授業。
その後は、実践科の中間公演の第一回美術会議。
毎年、卒業公演でお世話になっているスタッフさんたちか稽古場に集まってくれました。
この公演の会場は初めて使う劇場なので、とても新鮮。
ちょっと狭いけど、役者たちが元気いっぱいに動き回る芝居にしたいです。
ところで、つい先程、演劇集団キャラメルボックスのホームページと公式ツイッターが再開しました。
活動休止から1年以上経ってしまい、本当に申し訳ありませんでした。
活動再開へ向けて、まずは一歩前進です。
ホームページとツイッター、ぜひ見に来てください。
よろしくお願いします!

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