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姫君たちの明治維新 [本]

10月31日(土)
岩尾光代『姫君たちの明治維新』(文春新書)読了。

姫君たちの明治維新 (文春新書)

姫君たちの明治維新 (文春新書)

  • 作者: 光代, 岩尾
  • 出版社/メーカー: 文藝春秋
  • 発売日: 2018/09/20
  • メディア: 新書


元「毎日グラフ」「サンデー毎日」編集部記者の岩尾光代が、徳川家・有栖川宮家・前田家・鍋島家などの姫君31人の明治維新後の動向を解説する。

取り上げられたのは、
〇徳川13代将軍家定夫人・天璋院篤姫
〇14代将軍家茂夫人・皇女和宮
〇徳川16代宗家夫人・徳川泰子
〇有栖川宮幟仁親王妃・貞子
〇11代将軍家斉娘・加賀藩主前田斉泰正室・溶姫(やすひめ)
〇佐賀藩主鍋島直大娘・梨本宮守正王・伊都子妃
鹿鳴館で名を馳せた人、パリに移住した人、開拓民になった人など、様々。
基本的に、維新後も「華族制度」があったし、資産もあったため、多くの姫君は身分が守られた。
没落した人はほとんどいなかった。
が、それはこの本で取り上げられた人たちだけの話で、小藩の姫君は大変だったのかもしれない。
岩尾氏の続編を待ちたい。

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