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男はつらいよ/寅次郎紙風船 [映画]

11月26日(木)
山田洋次監督『男はつらいよ/寅次郎紙風船』(1981年)NETFLIXで鑑賞。

男はつらいよ・寅次郎紙風船 [DVD]

男はつらいよ・寅次郎紙風船 [DVD]

  • 出版社/メーカー: 松竹
  • 発売日: 2017/08/30
  • メディア: DVD


柴又に帰って来た寅次郎(渥美清)は、小学校の同窓会に出席するが、昔の悪行が祟り、歓迎してもらえず。
旅に出て、大分県・夜明の旅館で、家出娘の愛子(岸本加世子)と相部屋になる。
愛子は寅次郎を慕い、後をついて回り始める。
ある縁日で、テキヤ仲間・常三郎(小沢昭一)の若い妻・光枝(音無美紀子)に声をかけられ、常三郎が重病だと知る。
数日後、寅次郎は、秋月に住む常三郎を見舞いに行く。
常三郎は寅次郎に、自分が死んだら、光枝を妻にもらってくれと頼んだ……。

シリーズ28作目。
マドンナがテキヤ仲間の妻なので、寅次郎は極端にのぼせ上がることはなく、いつものパターンにならずに済んだ。
が、マドンナの音無美紀子が地味めなこともあってより、サブマドンナの岸本加世子の方が目立っていた。
彼女の兄役の地井武男も、出番は2シーンなのに、凄い存在感。
このシリーズは、昭和の名優たちを見る楽しみもある。
また、このシリーズはオープニングで毎回、寅次郎が旅先で見る夢が描かれるのだが、今作では、世界的心臓外科医の寅次郎がノーベル医学賞を受賞したというネタで、とてもおもしろかった。
というわけで、出来はなかなか。

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