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県警対組織暴力 [映画]

1月18日(月)
深作欣二監督『県警対組織暴力』(1975年)GEOのレンタルDVDで鑑賞。

県警対組織暴力 [Blu-ray]

県警対組織暴力 [Blu-ray]

  • 出版社/メーカー: TOEI COMPANY,LTD.(TOE)(D)
  • 発売日: 2018/05/09
  • メディア: Blu-ray


昭和38年、西日本にある倉島市。
暴力団の大原組と川手組の抗争が続いている。
倉島署刑事課の部長刑事・久能徳松(菅原文太)は、大原組若衆頭・広谷(松方弘樹)と親友同士。
川手組組長・川手勝美(成田三樹夫)は、県会議員の友安政市(金子信雄)に取り入り、土地転がしを計画。
久能と広谷はその計画を叩き潰す。
倉島署に、県警本部捜査第二課の海田警部補(梅宮辰夫)が派遣されてくる。
海田は、部下たちにヤクザとの交際を禁じ、組織壊滅に乗り出す……。

『仁義なき戦い』シリーズの直後に作られた、同じメンバーの映画。
舞台も、『仁義なき~』と同じ、広島。
脚本の笠原和夫は、自身の代表作と言っていたらしい。
菅原文太は「今まで出会った中で最高の脚本」、深作欣二も「一字も直すところがない」と絶賛していたそうだ。
有名なのは、川谷拓三が取調室で菅原ら刑事たちに暴行を受けるシーンで、川谷は菅原たちに「本当に殴ってください」と頼んだと言う。
今見ても、本当に凄い。
僕が一番印象に残ったのは、梅宮辰夫で、知性派で柔道4段の警部補は、菅原や松方広樹よりカッコよかった。

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