さようなら、コダクローム

３月２６日（金）
マーク・ラソ監督『さようなら、ゴダクローム』（２０１８年）ＮＥＴＦＬＩＸで鑑賞。

音楽プロデューサーのマット（ジェイソン・サダイキス）は、担当していた人気バンドとの契約を失い、クビ寸前に追い込まれてしまう。
社長に、有名バンドをヨソから引っこ抜くと啖呵を切り、２週間の猶予をもらう。
そんな矢先、彼のもとに父ベン（エド・ハリス）の看護士をつとめるゾーイ（エリザベス・オルセン）が訪ねてくる。
有名カメラマンのベンは末期がんに冒されており、自身が保管していたフィルムを現像するため、閉鎖が決定したコダクロームの最後の現像所まで、ベンを連れていってほしいというのだ。
途中でシカゴに立ち寄り、ツアー中の有名バンドを紹介すると言われて、渋々オーケイするが、マットは幼い頃から父を憎んでいた……。

原題は『Kodachrome』。
上記のような始まり方をすれば、ラストは当然、和解と死。
そして、父が現像しようとしていたコダクロームのフィルムに何かが写っていたかも、予想通り。
これだけ新味のない映画をなぜ撮ろうとするのか、僕にはわからない。
主演のジェイソン・サダイキスは、『サタデー・ナイト・ライブ』のレギュラーで、アメリカでは有名なコメディアンらしい。
『シンクロナイズド・モンスター』や『恋人まで１％』に出ていたようだが、覚えてなかった。

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