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猫を棄てる [本]

5月24日(月)
村上春樹『猫を棄てる』(文藝春秋)読了。

猫を棄てる 父親について語るとき (文春e-book)

猫を棄てる 父親について語るとき (文春e-book)

  • 作者: 村上 春樹
  • 出版社/メーカー: 文藝春秋
  • 発売日: 2020/04/23
  • メディア: Kindle版


村上春樹が、父・村上千秋の人生を語る。

村上春樹氏の本はこれが85冊目。
村上千秋氏は1917年、京都府京都市生まれ。
粟田口にある「安養寺」の住職・村上弁敷(べんしき)の次男。
1941年、京都帝国大学文学部文学科に入学。
1949年、結婚と息子・春樹氏の誕生を機に、大学院を中退し、兵庫県西宮市にある甲陽学院の国語教師となる。
京大入学の前後に合計3回、兵役に就いていて、まさに戦争に翻弄された世代だった。
千秋氏と春樹氏の関わりを描いたエピソードは、二人で猫を棄てに行った事件のみ。
息子から見た父の像でなく、父の人生そのものを描こうとした文章だった。

ナッポス・ユナイテッド『容疑者χの献身』の稽古24日目。
第4回通し稽古。
上演時間は1時間41分39秒で、前回より56秒短くなりました。
ミスがほとんどなくなって、非常にテンポの良い、すっきりとした芝居に仕上がりました。
そこで、ダメ出しで、また数カ所、カットしていたセリフを復活させました。
これで目標タイムは1時間42~43分になったと思います。
稽古は残り1日。
頑張ります!

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