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もっと知りたいイサム・ノグチ [本]

7月22日(木)
新見隆『もっと知りたいイサム・ノグチ』(東京美術)読了。

もっと知りたいイサム・ノグチ 生涯と作品 (アート・ビギナーズ・コレクション)

もっと知りたいイサム・ノグチ 生涯と作品 (アート・ビギナーズ・コレクション)

  • 作者: 新見 隆
  • 出版社/メーカー: 東京美術
  • 発売日: 2021/04/30
  • メディア: 単行本


武蔵野美術大学造形学部教養文化・学芸員課程教授の新見隆が、彫刻家イサム・ノグチの生涯と作品を解説する。

イサム・ノグチは1904年、ロサンジェルス生まれの日系アメリカ人。
父は日本人詩人の野口米次郎、母はアメリカ人作家のレオニー・ギルモア。
1907年、母レオニーと来日し、米次郎と同居。
米次郎は武田まつ子と結婚し、ノグチは野口勇として森村学園付属幼稚園に入園。
1913年からは母の姓であるイサム・ギルモアを名乗り、横浜市のセント・ジョセフ・インターナショナル・カレッジへ転入。
1918年、母の意思で単身でアメリカへ送られ、インディアナ州ローリング・プレーリーのインターラーケン校に入学。
同年、ラ・ポート高校に転学し、トップの成績で卒業。
スタンフォード在住の彫刻家ガットスン・ボーグラムの助手となる。
1923年、ニューヨークへ移り、コロンビア大学(医学部準備過程)に入学。
日本から帰ってきた母と同居し、レオナルド・ダ・ヴィンチ美術学校の夜間の彫刻クラスにも入学。
美術学校の校長オノリオ・ルオットロから彫刻に専念することを勧められる。
1927年、パリに留学し、彫刻家コンスタンティン・ブランクーシのアシスタントを務める。
これ以降は、彫刻家、造園家、作庭家、インテリアデザイナー、舞台芸術家として世界的に活躍した。
1950年、日本人女優・山口淑子(李香蘭)と結婚(1955年に離婚)。
1988年、心不全によりニューヨーク大学病院で84歳の生涯を閉じた。
前から知りたかったイサム・ノグチという人が、この本でやっと知ることができた。
ブランクーシと並ぶ抽象彫刻の第一人者だが、他のこともいっぱいやっていて、しかもどれも質が高い。
やはり凄い人だった。
山口淑子の元夫というのもビックリ。
この人のこと、もっと知りたいと思った。
お薦めです。

今日は、御茶ラボ・ワークショップ「成井豊の初級演技講座」の3回目。
発声練習、二人組朗読、エチュード、台本練習をやりました。
エチュードはインタビュー。
最初にお手本というか見本として、僕がやりました。
エチュードは本当に久しぶりでしたが、やっぱり楽しい。
いっぱいやりたかったけど、1回で我慢しました。
明日が最終回、頑張ります。

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