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シェイクスピア劇を楽しんだ女性たち [本]

11月21日(日)
北村紗衣『シェイクスピア劇を楽しんだ女性たち』(白水社)読了。

シェイクスピア劇を楽しんだ女性たち:近世の観劇と読書

シェイクスピア劇を楽しんだ女性たち:近世の観劇と読書

  • 作者: 北村 紗衣
  • 出版社/メーカー: 白水社
  • 発売日: 2018/03/24
  • メディア: 単行本


武蔵大学人文学部英語英米文化学科准教授の北村紗衣が、17世紀から18世紀にかけて、イギリス女性がシェイクスピア劇をどのように受け止めていたか、そしてシェイクスピアがいかにして国民的作家になったかを解説する。

娘が大学時代にお世話になった北村紗衣氏の著作の2冊目。
まず前提として、シェイクスピアの死後、彼の作品が17世紀から18世紀にかけて、どのように上演されていたのかを私は知らない。
人気作家であり続けたのか、それとも一時は忘れられたのか。
なので、よくわからない部分が多々あった。
『ロミオとジュリエット』や『オセロー』は人気があったらしい。
が、国民的作家になったのは、実は18世紀の半ば頃だったようだ。
実に彼の死後、100年もかかったのだ。
夏目漱石が日本の国民的作家になるのに、そこまでの時間はかからなかったと思う。
そして、次になるのはおそらく村上春樹氏だろう。
はたして何年かかるのだろう。

今日は成井硝子店の「2021秋のワークショップ・オーディション」の2日目。
朝9時に荻窪のスタジオに行き、10時から4時間半、1530から4時間半、成井家総出で開催・運営しました。
僕は見ているだけでしたが、先週と同じくヘトヘト。
しかし、やっぱり大変楽しい時を過ごすことができました。
参加してくれた24人の若い俳優たちに深く感謝します。
みんな積極的に取り組んでくれました。
家族でよく話し合って、一日も早く、結果を通知したいと思います。
お疲れさまでした!

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