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ナイアガラの女王 [本]

11月24日(水)
C.V.オールズバーグ『ナイアガラの女王』(河出書房新社)読了。

ナイアガラの女王

ナイアガラの女王

  • 出版社/メーカー: 河出書房新社
  • 発売日: 2015/09/29
  • メディア: 大型本


アメリカ、ミシガン州ベイシティ。
アニー・アドソン・テイラーは62歳、ダンスと礼儀作法の教師。
生徒が減って、教室を閉鎖せざるを得なくなる。
生活が困難になったアニーは、ある日、とんでもないアイディアを思い付く。
木で作った樽に入って、ナイアガラの滝を下るのだ。
誰もが止める中、アニーは樽の準備を始める。
マネージャーを雇って宣伝もさせ、1901年10月24日、実行の日がやってくる……。

アメリカを代表する絵本作家C.V.オールズバーグの絵本。
村上春樹氏の翻訳のものを10冊読んだが、この本は江國香織氏の翻訳。
なんと、事実に基づいた物語。
アニーは実在の人物で、ナイアガラの滝を樽に入って下った最初の人物。
当時62歳だったというのが凄い。
その後、10人が成功しているが、全員男性。
アニーがなぜこんなことをやろうと思ったのか、不思議でならない。
オールズバーグの絵本はいつも不思議だが、こんな種類の不思議もあるのだなあと感心した。

キャラメルボックス『サンタクロースが歌ってくれた』稽古13日目。
10・11・12場の動き付けをした後、10~12場を通しました。
これで動きはすべて確定。
13日目でここまでできたのは、キャラメルボックス36年の歴史の中で、最速だと思います。
みんながみんな、やるべきことがわかっているというのは本当に強い。
しかも、みんなしっかり自分の色を出そう、新しいことをしようとしている。
明日の14日目から、もう仕上げに入ります。
最高の『サンタクロースが歌ってくれた』を目指して。

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