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消えない罪 [映画]

12月30日(木)
ノラ・フィングシャイト監督『消えない罪』(2021年)NETFLIXで鑑賞。

The Unforgivable: The Unforgivable Notebook Fans Gift

The Unforgivable: The Unforgivable Notebook Fans Gift

  • 作者: Squid, Floki Inu
  • 出版社/メーカー: Independently published
  • 発売日: 2021/12/15
  • メディア: ペーパーバック


ルース・スレイター(サンドラ・ブロック)は20年前、警官を殺して刑務所に入った。
所内で身につけた大工の腕を利用して、建設会社に就職しようとしたが、刑務所帰りが理由で拒絶される。
監察官の紹介で、水産加工工場で働き始める。
ルースは20年前、5歳の妹キャサリンと2人で暮らしていた。
親を亡くして、ルースがキャサリンを1人で育てていた。
ルースはキャサリンを探すが、養子としてどこかに引き取られ、行方はわからない。
仕方なく、かつて2人で住んでいた家に向かう。
その家には今は、弁護士のジョン・イングラム(ヴィンセント・ドノフリオ)と、妻リズ(ヴィオラ・デイヴィス)が住んでいた……。

原題は『The Unforgivable』。
2021年12月10日よりNetflixで配信開始。
20年前に警官を殺し、刑務所に入った女が、生き別れの妹を探す。
その道は険しく、彼女に父親を殺された兄弟は復讐を狙っている。
サンドラ・ブロックはいつもの厚化粧を捨て、ボサボサの髪で、ムショ帰りのルースを熱演。
ラストは感動で涙が溢れた。
つい、ラスト15分間を二度見してしまった。
しかし、実を言うと、ルースの設定年齢はおそらく30代で、現在57歳のサンドラが演じるのはかなり無理があった。
妹じゃなくて、娘だろうと思った。
しかも、回想シーンのルースもサンドラが演じていて、おそらく10代のはずなので、精一杯若作りしているが、やはり若い女優と交替するべきだった。
非常に感動的なシーンなので、サンドラがやりたがり、周りが止められなかったのだろう。
舞台ならともかく、映画でこれをやってはダメ。
このせいで傑作になり損ねたが、非常に質の高いドラマであることは明らか。
お薦めです。

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