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最後の決闘裁判 [映画]

1月24日(月)
リドリー・スコット監督『最後の決闘裁判』(2021年)NETFLIXで鑑賞。

最後の決闘裁判 ブルーレイ+DVDセット [Blu-ray]

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  • 出版社/メーカー: ウォルト・ディズニー・ジャパン株式会社
  • 発売日: 2022/01/26
  • メディア: Blu-ray


1386年、フランス。
ノルマンディーの騎士ジャン・ド・カルージュ(マット・デイモン)の妻マルグリット(ジョディ・カマー)は、従騎士で夫の親友でもあるジャック・ル・グリ(アダム・ドライバー)に強姦されたと訴える。
カルージュはル・グリを重罪犯として処刑することを望むが、ル・グリは無罪を主張し、さらに領主のピエール伯(ベン・アフレック)もル・グリに肩入れしたため、彼を裁判で追い込むことは不可能だった。
そこでカルージュは国王シャルル6世(アレックス・ロウザー)に決闘での決着を直訴し、カルージュとル・グリは決闘裁判に臨む……。

原題は『The Last Duel』。
実話に基づいた映画。
エリック・ジェイガーのノンフィクション『決闘裁判/世界を変えた法廷スキャンダル』を映画化。
脚本には、ベン・アフレック、マット・デイモンも参加している。
2人は『グッド・ウィル・ハンティング』(1998年)でアカデミー賞脚本賞を受賞した脚本家でもある。
映画は3章に分かれていて、章ごとに主人公が交替し、一つの事件を3回にわたって再現する。
つまり、黒沢明監督の『羅生門』(1950年)と同じ手法。
153分と長尺だが、リアルな演技と美術と衣裳、迫力のある映像のお蔭で、上質な歴史劇、サスペンス映画に仕上がった。
ただし、アダム・ドライバーが、女性たちから「美男子」と盛んに言われるのは腑に落ちなかった。
ジョディ・カマーは『フリーガイ』(2021年)のヒロインだが、こちらの方が格段に美しい。
お薦めです。

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