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チョムスキーと言語脳科学 [本]

3月28日(月)
酒井邦嘉『チョムスキーと言語脳科学』(インターナショナル新書)読了。

チョムスキーと言語脳科学 (インターナショナル新書)

チョムスキーと言語脳科学 (インターナショナル新書)

  • 作者: 酒井 邦嘉
  • 出版社/メーカー: 集英社インターナショナル
  • 発売日: 2019/04/05
  • メディア: 新書


東京大学大学院教授で、言語脳科学者の酒井邦嘉が、自然科学としての言語学を初めて確立したノーム・チョムスキーの思想を解説する。

エイヴラム・ノーム・チョムスキーは1928年、アメリカ合衆国ペンシルベニア州フィラデルフィア生まれ。
父のウィリアム・チョムスキーはウクライナ生まれの大学教授。
息子のノームは、1945年にペンシルベニア大学へ進学し、言語学の博士号を取得。
1951年から、ハーバード大学のジュニアフェローとなり、「生成文法論」を発表。
1955年から、マサチューセッツ工科大学の言語学および言語哲学の研究所教授。
現在92歳。
チョムスキーは、言語学に物理学を応用し、全ての言語には普遍的な特性があることを発見。
人間は生まれながらに言語を発する能力があると考え、それを「生成文法」と名付けた。
酒井氏は、チョムスキーの理論を全面的に支持し、それを実験で証明しようとしている。
チョムスキーは、言語学におけるアインシュタインだと酒井氏は言う。
「相対性理論」は実証されるまで長い年月がかかった。
「生成文法」も今はその途中ということらしい。
前から気になっていた「生成文法」、やっと知ることができて、非常にタメになった。
お薦めです。

成井硝子店・第二回公演『1981年のグッドバイ』の仕込み1日目。
シアター新宿スターフィールドに、10時集合。
出演者のうち6人も来て、装置と照明のお手伝いをしてくれました。
13時には、残りの8人も来て、衣裳・小道具のお手伝い。
仕込みは着々と進みました。
私はお弁当の買い出しと、パンフレットのコピーのため、劇場近辺を歩き回っていました。
今日の歩行距離はなんと12,3キロ。
舞台美術、とっても素敵ですよ。
お楽しみに!

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