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白雪姫の殺人 [本]

5月17日(火)
辻真先『白雪姫の殺人』(徳間書店)読了。

白雪姫の殺人 (TOKUMA冒険&推理特別書下し)

白雪姫の殺人 (TOKUMA冒険&推理特別書下し)

  • 作者: 辻 真先
  • 出版社/メーカー: 徳間書店
  • 発売日: 1992/11/01
  • メディア: 単行本


東京都西多摩市。
建築中の老人ホーム「ダイヤライフ多摩」には、既に7人の入居者がいた。
いずれも元アニメーターで、それぞれが制作に関わったアニメ番組の主人公の名前で呼び合っていた。
すなわち、「飛雄馬」「アトム」「鬼太郎」「オバQ」「009」「こずえ」「アッコちゃん」。
ある日、その中の1人である「アッコちゃん」こと、加田朱子が殺された。
ホーム内の霊安室で、首なし死体で発見された。
新宿ゴールデン街にあるスナック「蟻巣」は、元女優の近江由布子がママを務める。
そこには6人の常連客がいて、「ダイヤライフ多摩」に住む老人たちと関わりがあった。
ママと常連客たちは、事件の捜査に乗り出すが‥‥。

1992年に出た本。
『米澤堂書店』で米澤穂信氏が絶賛していたので、読んでみた。
スナック「蟻巣」に集まる探偵たちが事件を解決するシリーズの中の1作。
『アリスの国の殺人』(1981年)、『ピーター・パンの殺人』(1986年)、『犯人 存在の耐えられない滑稽さ』(1989年)に続く4作目。
この後、さらに3作書かれている。
登場人物が無駄に多く、最後まで覚えきれなかった。
これが楽しめる人は、凄い記憶力だと思う。

本日、ツイッターで告知されましたが、辻村深月シアター『かがみの孤城』『ぼくのメジャースプーン』の初日が、5月25日(水)に延期されました。
関係者にコロナ陽性者が出たためです。
サンシャイン劇場では、昨日・今日と仕込みが行われましたが、明日から5日間はすべての作業がストップします。
既にチケットをお求めになっていた方、本当に申し訳ありません。
ぜひぜひ25日以降に振り替えて、ご来場ください。
お待ちしています。

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