カムバック・トゥ・ハリウッド

５月２９日（日）
ジョージ・ギャロ監督『カムバック・トゥ・ハリウッド』（２０２０年）WOWOWで鑑賞。

カムバック・トゥ・ハリウッド!! [Blu-ray]

• 出版社/メーカー: アルバトロス
• 発売日: 2021/10/14
• メディア: Blu-ray

B級映画プロデューサーのマックス（ロバート・デ・ニーロ）は、映画好きのギャングのレジー（モーガン・フリーマン）から資金を調達して、新作映画『尼さんは殺し屋』を製作。
ところが、教会関係者の批判を浴びて大コケしてしまう。
レジーから「金を返さなければ殺す」と脅され、弟子のジェームズから金を借りようとするが、彼から脚本『パラダイス』の権利を譲るように求められる。
しかし、ジェームズが撮影中の事故で多額の保険金を受け取ったことを知り、自分も俳優を撮影中の事故に見せかけて殺害して保険金を手に入れようと考える。
そして、レジーを説得して、新作映画の資金を手に入れる。
老人ホームに入居していた西部劇スター・デューク（トミー・リー・ジョーンズ）を主演俳優に担ぎ出し、新人のメーガン（ケイト・カッツマン）を監督に迎えて、新作映画『西部の老銃士』の撮影を開始する‥‥。

原題は『The Comeback Trail』。
ハリー・ハーウィッツ監督による１９８２年の映画『The Comeback Trail』のリメイク。
元の映画は見ていないが、オーソドックスながら、質の高い脚本。
キャストも豪華で、とても楽しめた。
ロバート・デ・ニーロ、モーガン・フリーマン、トミー・リー・ジョーンズ、彼ら３人が演じる役はいずれもバカなのだが、彼らはそれをコミカルに、しかし、現実離れしないように巧みに演じている。
若い俳優にはとても参考になると思う。
お薦めです。