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透明人間 [映画]

11月24日(木)
ジェームズ・ホエール監督『透明人間』(1933年)AmazonPrimeで鑑賞。

透明人間 4K Ultra HD+ブルーレイ[4K ULTRA HD + Blu-ray]

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  • 出版社/メーカー: NBCユニバーサル・エンターテイメントジャパン
  • 発売日: 2021/12/08
  • メディア: Blu-ray


サセックスのアイピングという村。
顔を包帯で覆い、目を黒いサングラスで隠した男(クロード・レインズ)が、宿屋に泊まりに来る。
部屋で怪しい実験を始めたため宿屋の主人(フォレスター・ハーヴェイ)とその妻(ウナ・オコーナー)が追い出そうとすると、男は狂ったように笑いながら包帯を剥ぎ取った。
彼の体は透明だった。
彼は主人を階段から突き落とし、逃亡する。
彼の正体は科学者ジャック・グリフィン博士で、モノケインと呼ばれる新薬の実験を行っているうちに、物質の透明化を発見したのだった。
彼の師であるクランリー博士(ヘンリー・トラヴァース)、元同僚のケンプ博士(ウィリアム・ハリガン)、フィアンセのフローラ・クランリー(グロリア・スチュアート)は、行方不明になったグリフィンを探していた‥‥。

原題は『The Invisible Man』。
H・G・ウェルズの同名のSF小説を映画化。
特撮はちゃちだが、話がしっかりしているため、結構楽しめた。
透明人間のグリフィンがラストシーンまで姿を見せなかったのがいい。
おかげで、クロード・レインズは終始、声だけの出演。
当初は、 ボリス・カーロフ がグリフィン博士を演じるはずだったが、ギャラの問題で降板し、クロード・レインズが初主演することになったらしい。
おかげでクロード・レインズの名前は歴史に残った。
一見の価値がある名作。
お薦めです。

透明人間 [完訳版] (偕成社文庫)

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  • 出版社/メーカー: 偕成社
  • 発売日: 2003/06/19
  • メディア: 新書



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