12年の長い夜：成井豊の公式ブログ：SSブログ

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12年の長い夜　[映画] [編集]

４月２５日（火）
アルバロ・ブレッヒナー監督『12年の長い夜』（２０１８年）Netflixで鑑賞。

１９７３年、ウルグアイ。
軍事独裁政権は、左翼のツパマロスグループのメンバーであるホセ・"ペペ"・ムヒカ（アントニオ・デ・ラ・トーレ）、マウリシオ・ローゼンコフ（チノ・ダリン）、エレウテリオ・フェルナンデス・ウィドブロ（アルフォンソ・トルト）３人を逮捕。
人質として、刑務所に収監した。
軍は国際的な圧力のために３人を殺すことができず、代わりに彼らを精神的に苦しめることにした。
３人は、独房監禁や模擬処刑などの虐待を受けた。
１９７５年、ペペは他の２人から引き離され、穀物サイロの底に入れられる。
ペぺは精神に異常を来たし始める‥‥。

原題は『La noche de 12 años』、英題は『 A Twelve-Year Night』。
実話に戻づいた映画。
ウルグアイ、アルゼンチン、スペイン、フランス、ドイツの合作映画。
Netflixで配信。
「ぺぺ」こと「ホセ・ムヒカ」は後にウルグアイ大統領となり、「世界一貧しい大統領」として有名になった。
軍事政権の３人に対する扱いは過酷の極みで、これでよく１２年も耐え抜いたものだと思う。
映画としては単調で、おもしろみはあまりない。
が、記録としての価値は間違いなくある。
ウルグアイ映画は初めて見たが、とてもタメになった。