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ミセス・ハリス、パリへ行く [映画]

8月30日(水)
アンソニー・ファビアン監督『ミセス・ハリス、パリへ行く』(2022年)WOWOWで鑑賞。

ミセス・ハリス、パリへ行く [Blu-ray]

ミセス・ハリス、パリへ行く [Blu-ray]

  • 出版社/メーカー: NBCユニバーサル・エンターテイメントジャパン
  • 発売日: 2023/11/08
  • メディア: Blu-ray


1957年、ロンドン。
掃除婦のエイダ・ハリス夫人(レスリー・マンヴィル)のもとに、夫の戦死を知らせる手紙が届く。
顧客の家で、パリのディオールのオートクチュールのドレスを見て、自分もほしくなる。
450ポンドという大金だったが、何とか搔き集めて、パリに向かう。
その日、ディオールでは10周年記念コレクションの展示会が開催されていた。
ディレクターのクロディーヌ・コルベール(イザベル・ユペール)はミセス・ハリスの入店を拒否するが、シャサーニュ侯爵(ランバート・ウィルソン)が友人としてエスコートしてくれた。
おかげで、450ポンドのドレスを買うことができた。
ミセス・ハリスは、会計士アンドレ・フォーベル(ルーカス・ブラボー)、モデルのナターシャ(アルバ・バティスタ)と友人となり、アンドレの家に泊まることになる‥‥。

原題は『Mrs Harris Goes to Paris』。
ポール・ギャリコによる1958年の小説『アリス、パリへ行く』の 3 度目の映画化。
脚本の質が非常に高く、最初から最後まで楽しむことができた。
演出も演技もすばらしい。
主演のレスリー・マンヴィルはこの映画でゴールデングローブ賞映画部門主演女優賞(コメディ・ミュージカル部門)にノミネートされた。
受賞できなかったのが惜しまれる。
この映画はアカデミー賞衣装デザイン賞と英国アカデミー賞衣装デザイン賞にもノミネートされた。
ナターシャ役のアルバ・バティスタも可愛かった。
お薦めです。

Mrs. 'Arris Goes to Paris

Mrs. 'Arris Goes to Paris

  • 出版社/メーカー: Intl Polygonics Ltd
  • 発売日: 1989/11/01
  • メディア: ペーパーバック



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