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竹内銃一郎戯曲集2 [本]

9月29日(金)
『竹内銃一郎戯曲集2』(而立書房)読了。

あの大鴉、さえも/劇薬/食卓秘法・溶ける魚 (竹内銃一郎戯曲集2)

あの大鴉、さえも/劇薬/食卓秘法・溶ける魚 (竹内銃一郎戯曲集2)

  • 作者: 竹内銃一郎
  • 出版社/メーカー: 而立書房
  • 発売日: 1997/01/25
  • メディア: 単行本


劇作家・演出家の竹内銃一郎の戯曲集。
シリーズの第2巻。
『あの大鴉、さえも』『劇薬』『食卓秘法・溶ける魚』を収録。
なお、『食卓秘法』の「秘」は、正しくは「〇」に「秘」。
で、『食卓秘法』は「テーブルマナー」と読む。

竹内銃一郎氏は、1947年、愛知県半田市生まれ。
1969年、早稲田大学第一文学部を中退。
1975年、劇団・斜光社を結成。
1980年、秘法零番館を結成。
1981年、『あの大鴉、さえも』で岸田戯曲賞を受賞。
僕は秘法零番館の第1回公演から第3回公演までを見ている。
第1回公演が、『あの大鴉、さえも』。
第2回公演が、『食卓秘法・溶ける魚』。
第3回公演が、『戸惑いの午後の惨事』。
『戸惑いの午後の惨事』があまりおもしろくなかったので見るのをやめたが、『あの大鴉、さえも』と『食卓秘法・溶ける魚』はすばらしかった。
どちらも、木場克己、森川隆一、小出修士の3人芝居。
3人とも巧くて、おもしろかった。
竹内氏の作風は、笑える不条理。
今、上演しても、十分にウケると思う。
お薦めです。

ナッポス・プロデュース『仮面山荘殺人事件』の稽古17日目。
今日は最初に衣裳合わせ。
衣裳プランナーはもう何度もお世話になっている、つちや紗更さん。
今回も素敵な衣裳が集まりました。
その後は、4・5・6・7場を2回ずつ復習して、4~7場を通しました。
今日もいろいろ修正が加わり、さらに質が高まりました。
明日も頑張ります!
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