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時をかけるな、恋人たち#9~11 [映画]

3月10日(日)
上田誠脚本『時をかけるな、恋人たち』#9~11(2023年)Netflixで鑑賞。



廻(吉岡里帆)と翔(永山瑛太)は10年前の廻の大学時代にさかのぼり、自分たちが恋に落ちていく一部始終を目撃。
「今度こそ結ばれよう」と愛を誓い合う。
が、タイムパトロール隊の隊長・和井内秀峰(石田剛太)にバレて、基地に呼び戻されてしまう。
ところが、そこで待っていたのは、廻の会社の上司である猿谷昇(岩谷健司)が時間犯罪者と手を組んで金儲けをしているという知らせだった。
廻と翔は今度こそ時間犯罪者を捕まえようと意気込むが‥‥。

『時をかけるな、恋人たち』全11話をコンプリート。
#9~11は、それまでの伏線を怒涛に回収していったが、だからと言ってそれで盛り上がったわけではない。
ユルいまま、のんきなまま、ラストを迎えた。
#6~7の両親の話あたりが一番キツかったが、その後は廻と翔の物語に絞られて、それなりにタイムトラベル・ラブストーリーらしきものになった。
失礼な書き方になるが、テレビの深夜ドラマとしてはまずまずの出来ではないかと思う。
上田誠氏の作るタイムトラベルものはけっしてドラマチックにならないが、それこそが上田氏の味なのだ。

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