緋牡丹博徒：成井豊の公式ブログ：SSブログ

	ブログをはじめるログイン

緋牡丹博徒　[映画] [編集]

３月１１日（月）
山下耕作監督『緋牡丹博徒』(1968年）AmazonPrimeで鑑賞。

出版社/メーカー: TOEI COMPANY,LTD.(TOE)(D)
発売日: 2014/03/14
メディア: DVD

九州の矢野組の組長・矢野が闇討ちで殺される。
一人娘の竜子（藤純子）は堅気の家に嫁入りが決まっていたが、破談となる。
竜子は一家を解散し、父の亡骸のそばに落ちていた財布を手掛かりに、犯人を探す旅に出る。
５年後の明治18年、「緋牡丹のお竜」と呼ばれるようになった竜子は、岩国の賭場で胴師のイカサマを見破る。
宿への帰り道、胴元の博徒たちに襲われたが、通りかかった博徒・片桐（高倉健）に助けられる。
片桐の人柄に惹かれた竜子は身の上を打ち明ける。
ところが、片桐が立ち去ると、証拠の財布が消えていた‥‥。

『緋牡丹博徒』シリーズの第１作。
このシリーズは全８作で、
第１作『緋牡丹博徒』（1968年9月14日公開）監督／山下耕作、脚本／鈴木則文
第２作『緋牡丹博徒一宿一飯』（1968年11月22日公開）監督／鈴木則文、脚本／野上龍雄＋鈴木則文
第３作『緋牡丹博徒花札勝負』（1969年2月11日公開）監督／加藤泰、脚本／鈴木則文＋鳥居元宏
第４作『緋牡丹博徒二代目襲名』（1969年4月10日公開）監督／小沢茂弘、脚本／鈴木則文
第５作『緋牡丹博徒鉄火場列伝』（1969年10月1日公開）監督／山下耕作、脚本／笠原和夫＋鈴木則
文
第６作『緋牡丹博徒お竜参上』（1970年3月5日公開）監督／加藤泰、脚本／加藤泰＋鈴木則文
第７作『緋牡丹博徒お命戴きます』（1971年6月1日公開）監督／加藤泰、脚本／大和久守正＋鈴木則文＋加藤泰
第８作『緋牡丹博徒仁義通します』（1972年1月11日公開）監督／斎藤武市、脚本／高田宏治
僕は第６作・第７作を既に見ている。
それらもおもしろかったが、第１作である本作はその上を行く。
脚本の質が高く、登場人物たちがみんな魅力的。
他の出演者は、若山富三郎、待田京介、大木実、山本麟一、若水ヤエ子、金子信雄、清川虹子、山城新伍など。
ここまでおもしろいと、残りの５作も見たくなる。
お薦めです。