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赤い薔薇ソースの伝説 [映画]

3月14日(木)
アルフォンソ・アラウ監督『赤い薔薇ソースの伝説』(1992年)AmazonPrimeで鑑賞。

赤い薔薇ソースの伝説 (ディレクターズ・カット版) [Blu-ray]

赤い薔薇ソースの伝説 (ディレクターズ・カット版) [Blu-ray]

  • 出版社/メーカー: ポニーキャニオン
  • 発売日: 2015/01/07
  • メディア: Blu-ray


メキシコ。
エレナ(レヒーナ・トルネ)は末娘のティタ(ルミ・カヴァソス)に、自分の世話をさせるために結婚を禁じた。
ペドロ(マルコ・レオナルディ)がエレナにティタと結婚したい言うとあっさり断り、姉のロサウラ(ヤレリ・アリスメンディ)を勧めた。
ペドロはティタの近くにいられるため、これを受け入れる。
2人の結婚式で、ティタはウエディング・ケーキを焼いた。
これを食べた出席者全員が泣きながら嘔吐した‥‥。

原題は『Como agua para chocolate』、英題は『Like Water for Chocolate』。
メキシコ人作家ラウラ・エスキヴェルの第1作目の小説『Como agua para chocolate』を映画化。
ルミ・カヴァソスは本作で東京国際映画祭の主演女優賞を受賞。
タイトルの「チョコレートのための水のように」はメキシコの慣用句で、「情熱」「激怒」「性的興奮状態」「完璧」などを意味するらしい。
日本人にはわからないので、邦題の『赤い薔薇ソースの伝説』は正解。
本作は非現実的な出来事が起こる、いわゆる「マジック・リアリズム」の映画なので、この邦題はよく合っている。
不思議な物語で、とても楽しめた。
お薦めです。

赤い薔薇ソースの伝説

赤い薔薇ソースの伝説

  • 出版社/メーカー: 世界文化社
  • 発売日: 1993/05/01
  • メディア: 単行本



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