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ベニスに死す [映画]

5月28日(土)
ルキノ・ヴィスコンティ監督『ベニスに死す』(1971年)WOWOWで鑑賞。

ベニスに死す [DVD]

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  • 出版社/メーカー: ワーナー・ホーム・ビデオ
  • メディア: DVD


1911年、イタリア、ヴェニス(ヴェネチア)。
グスタフ・アシェンバッハ(ダーク・ボガード)はドイツの作曲家・指揮者で、リドのホテルに休暇を過ごしにやってくる。
ホテルの中で、ポーランド人の家族を見かける。
美しい母(シルヴァーナ・マンガーノ)、3人の娘、家庭教師、そして、長男のタジオ(ビヨルン・アンデルセン)。
アッシェンバッハはタジオの美しさに心を奪われる。
ドイツへの帰国を決意し、駅に向かうが、手違いが荷物がスイスに送られてしまう。
怒ったアッシェンバッハは直ちにホテルに戻る……。

この映画も30年ぶりに鑑賞。
名作と誉れ高い映画だが、30年前に見た時も、今回も、僕にはその良さがわからなかった。
確かに、ビヨルン・エンデルセンは絶世の美少年だと思うが。

『素敵なセリフのしゃべり方』第21回
肺から出た息は声帯で振動が加わり、声になります。
声は口を通って、唇から出ますが、口の内部に当たって、内壁を振動させます。
これが声の「響き」となります。
首・肩・胸に力が入っていると、振動はそこでストップします。
力が抜けていると、振動はその先まで伝わり、より大きな「響き」になります。
また、首・肩・胸に力が入ると、その力は喉に伝わり、喉を締めることになります。
喉を締めて大声を出すと、声帯が炎症を起こし、喉は嗄れます。
しかし、腹筋にいくら力も入れても、腹と喉の間には首・肩・胸があるため、それらがリラックスしていれば、力は喉に伝わりません。
声をよく響かせるため、喉を嗄らさないため、腹筋だけを使って声を出す。
これが、俳優が腹式呼吸をマスターすべき理由です。

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