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結婚式のメンバー [本]

5月27日(土)
カーソン・マッカラーズ『結婚式のメンバー』(新潮文庫)読了。

結婚式のメンバー (新潮文庫)

結婚式のメンバー (新潮文庫)

  • 作者: カーソン マッカラーズ
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 2016/03/27
  • メディア: 文庫


1920年代、アメリカ南部。
フランキーは12歳の少女。
兄のジャーヴィスが、ジャニスという女性と結婚することになり、激しく動揺する。
隣家の少年ジョン・ヘンリーとトランプしても、心が晴れない。
フランキーはジャーヴィス、ジャニスに習って、自分の名前をジャスミンと改名することを思いつく。
そして、兄たちの結婚式に出席した後、新婚旅行についていき、そのまま二人と暮らそうと決意する……。

翻訳は村上春樹氏。
大恐慌時代のアメリカ南部を舞台に、12歳の多感な少女を描く、作者カーソン・マッカラーズの自伝的小説。
しかし、純然たる純文学で、ストーリーが弱い。
巻末の訳者解説で、村上氏がこの小説を絶賛していたが、僕は最後まで乗れなかった。

今日はキャラメルボックス新人練習の5日目。
僕が参加するのは3回目。
2キロのジョギングは、前回の10分58秒より、2秒縮んで、10分56秒。
11人中7位でした。
身体訓練のコーチは森めぐみで、ストレッチ・エアロビクス・筋トレをビシビシ指導してくれました。
その後はストップモーション、スローモーション、二人コント、台本練習。
二人コントは即興だったのですが、みんな結構コントになっていて、参加者のレベルの高さを実感しました。
以前は全然笑えなかったのです。
今日は特に、大滝真実の先生役のボケに爆笑させられました。
『スキップ』で一皮むけたのかもしれません。
台本練習も出来がよく、もう不自然なところはほとんどない。
でも、けっしておもしろくはない。
残り3日の課題は、いかにおもしろく演じるか。
それは新人たちが自分で仕込むギャグだけの話ではありません。
台本に書かれたすべてのセリフをおもしろくしてほしい。
新人たちの健闘に期待します。

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