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若冲 [本]

5月30日(火)
澤田瞳子『若冲』(文藝春秋)読了。

若冲 (文春文庫)

若冲 (文春文庫)

  • 作者: 澤田 瞳子
  • 出版社/メーカー: 文藝春秋
  • 発売日: 2017/04/07
  • メディア: 文庫


江戸時代、京都。
お志乃は錦高倉市場の青物問屋「枡源」の娘、
先代の主人が妾に生ませた子で、母が亡くなり、「枡源」に引き取られた。
今は長男が跡を継ぎ、源左衛門を名乗っている。
が、源左衛門は幼い頃から絵に夢中で、店は次男の幸之助、三男の信三郎が動かしている。
源左衛門は40歳、画号は「若冲(じゃくちゅう)」といった……。

伊藤若冲の伝記小説で、40歳から80過ぎの死まで描く。
当時の絵師の様子がわかり、とてもためになった。
若冲は池大雅と仲がよく、円山応挙、与謝蕪村、谷文晁らと交流があったようだ。
この小説の中では、若冲は妻を自殺で亡くし、その妻の罪滅ぼしのため、執拗に細密な絵を描いたことになっている。
どこまで信じていいのだろう。

今日は妻と二人で、六本木ヒルズ森タワー52階の森アーツセンターギャラリーへ行き、大エルミタージュ展を見てきました。
17世紀前後のヨーロッパ絵画が中心でした。
11時過ぎに行ったのですが、お年寄りを中心に、大変な混雑でした。
17時から、キャラメルボックス新人練習の7日目。
僕は4回目の参加。
2キロのジョギングは、11分10秒で、ちょっと遅くなってしまいました。
今日のメニューは、渡辺安理コーチの指導によるストレッチ、エアロビクス、筋トレ。
私のリードによる、ストップモーション、スローモーション、一人コント、台本練習。
一人コントは、山崎雄也、竹鼻優太、島野知也がおもしろかった。
台本は、石森美咲、大滝真実がよかった。
他のメンバーにも少しずつ成長が見られました。
残るは明日1日。
僕は参加しませんが、それぞれもう一段ずつ、成長してほしい。
新人たちの健闘に期待します。

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