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むすびや [本]

1月12日(金)
穂高明『むすびや』(双葉文庫)読了。

むすびや (双葉文庫)

むすびや (双葉文庫)

  • 作者: 穂高 明
  • 出版社/メーカー: 双葉社
  • 発売日: 2017/03/16
  • メディア: 文庫


横山結(ゆい)は22歳の男で、就活に失敗し、両親が営むおむすび屋で働くことになる。
店の名前は「むすびや」。
初めはいやいや手伝っていたが、両親の仕事ぶりを見るうち、徐々にやる気を出す。
「むすびや」がある商店街では、結の幼馴染みたちも親の仕事を手伝っていた。
八百屋の竹田俊次、魚屋の内村誠一。
商店街を守るため、結たちはそれぞれの仕事に精を出す……。

珍しく、ジャケ買いしてしまった本。
作者の穂高明氏は全く知らない人だったが、1975年生まれで、早稲田大学大学院修士課程を卒業。
僕の14年後輩だった(僕は4年で卒業したが)。
お仕事小説の一種だが、劇的な事件は何も起こらない、ほのぼのタッチの草食系小説。
安心して楽しむことができた。

アルテメイト・プロデュース『おおきく振りかぶって』の稽古9日目。
6・9・10・11場の立ち稽古をしました。
脚本の改訂はついにラストまで到達。
とりあえず、これで通し稽古までやっていこうと思います。
それで上演時間が長すぎたら、カットします。
しかし、2時間を切るのは難しそう。
もちろん、1秒でも近づくように努力しますが。
「百枝監督」役の久住小春さんは毎日、空き時間に投球モーションの練習をしています。
劇中で投球するシーンがあるので。
今日見たら、物凄くうまくなっていてビックリ。
稽古初日とはもう別人です。
美人で努力家だなんて、「百枝監督」役にぴったり。
本番初日の頃には、野球経験者に見えるようになっているかも?

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