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消滅 [本]

3月24日(土)
恩田陸『消滅』(中央公論新社)読了。

消滅 - VANISHING POINT

消滅 - VANISHING POINT

  • 作者: 恩田 陸
  • 出版社/メーカー: 中央公論新社
  • 発売日: 2015/09/24
  • メディア: 単行本


羽田空港。
小津康久はマレーシアから3カ月ぶりに日本に帰国。
入国審査官が並んだブースの前の列に並ぶ。
と、突然、けたたましいサイレンが鳴り始める。
1分後には消えたが、状況に変化はなく、放送による説明もない。
が、入国審査官はブースを閉じた。
携帯電話も繋がらなくなった。
一体何が起きたのか?

恩田陸氏の本はこれが56冊目。
空港に居合わせた人々を同時並行で描いていくが、状況はなかなかわからない。
事件も展開しない。
ストーリーでなく、キャラクターを楽しむべきなのだろう。
単行本で523ページだが、ストーリーを描くだけなら、半分か三分の一で済んだはず。
おもしろいストーリーが読みたい僕には辛かった。

今日も自宅に籠もって、新作の構想。
今日で4日目、ようやく構成がまとまってきました。
でも、脚本に取りかかる前に、シノプシスを書かなくては。
シノプシスとは「あらすじ」のことですが、僕は細かく書くので、長い時は400字詰原稿用紙で40枚を越えることもあります。
でも、それだけ書くと、いざ脚本に取りかかった時、スムーズに筆が進む。
今回はどれくらいの長さになるかしら。
でも、書き始めるのは明後日から。
明日はキャラメルボックス2018スプリングツアー『夏への扉』東京公演の千秋楽。
当然、劇場に行きます。
まだ見てないという方、明日がラストチャンスです。
ぜひぜひ池袋サンシャイン劇場にお越しください。
開演時間は1300です!

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