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鎮憎師 [本]

6月21日(木)
石持浅海『鎮憎師』(光文社)読了。

鎮憎師

鎮憎師

  • 作者: 石持 浅海
  • 出版社/メーカー: 光文社
  • 発売日: 2017/04/18
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)


赤垣真穂は大学時代のテニスサークルの仲間の結婚式の二次会に出席。
そこで旧友たちと再会する。
そこへ、卒業以来、姿を消していた、熊木夏蓮がやってくる。
三次会で、明日みんなで上野に行こうと約束をして、解散。
しかし、その夜、夏蓮は泊まっていたホテルの前で、死体となって発見された。
真穂のことを心配した、弁護士の叔父・順司は、「鎮憎師」に会いに行けと言う。
真穂は「鎮憎師」が住む吉祥寺へ向かう……。

石持浅海氏の本はこれが34冊目。
「鎮憎師」は憎しみの連鎖を断ち切る人。
事件を解決したり、犯人を指摘したりすることより、「鎮憎」をしようとする。
この発想はおもしろい。
しかし、最近の石持氏は、論理の緻密さばかりを追求するキライがあって、この本も大部分が論戦。
理屈っぽい人は楽しめるのだろうが、僕は行動する主人公、展開するストーリーが読みたいと思った。

キャラメルボックス2018サマーツアー『エンジェルボール』の稽古14日目。
ダンス振付の3回目で、振りは前回付け終わったので、今日は振り固め。
川崎悦子先生が3時間ガッチリやってくださったおかげで、見違えるほどカッコよくなりました。
その後は台本練習で、7・8場の動き付けをした後、7・8場を通しました。
稽古はそこで一端、解散となり、広島弁のセリフがある役者だけ残りました。
三浦剛の知り合いで、広島出身の役者さんが来てくださって、広島弁の練習。
1人1人のセリフをチェックしてもらいました。
広島弁をしゃべる役者は、なんと9人もいました。
さらに、佐藤めぐみさんも、本人の希望により、ちょっとだけしゃべることになりました。
広島公演もあるので、ぜひともみんなに上達してほしいです。
頑張れ、みんな!

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