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宿命 [本]

8月24日(金)
東野圭吾『宿命』(講談社文庫)読了。

宿命 (講談社文庫)

宿命 (講談社文庫)

  • 作者: 東野 圭吾
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 1993/07/06
  • メディア: 文庫


和倉勇作は刑事。
ある日、管内の墓地で、地元の大企業・UR電産の社長・須貝正清の他殺死体が発見された。
勇作は前社長・瓜生直明の屋敷に向かう。
そこには高校時代の恋人・美佐子の姿があった。
勇作は高校3年の時、父を亡くし、医学部進学を断念して、警察学校に入り、同時に美佐子と別れた。
美佐子は大学卒業後、UR電産に就職し、瓜生の秘書となり、その息子・晃彦と結婚した。
晃彦は勇作の小学校時代の同級生で、勉強も運動もかなわない宿敵だった……。

この本を読むのも2回目。
1990年に出版された、東野圭吾氏の初期の作品で、仕掛けに満ち満ちた恋愛サスペンス。
殺人事件も起こるが、メインは3人の男女の人間ドラマ。
ラストの真相にはあっと驚かされる。
最初に読んだのがずいぶん昔だったので、ラストをすっかり忘れていたため、またしてもあっと言わされた。
参りました。

アルテメイト・プロデュース『おおきく振りかぶって/夏の大会編』の稽古21日目。
尻取り稽古で5・6場から10・11場までやりました。
一色洋平君にお願いして、日替わりネタをやってもらうことにしたのですが、これがまあ、おもしろいおもしろい!
稽古でももちろん、毎回変えてやってくれています。
そのたびに、稽古場は爆笑の渦。
一色君は演技は巧いし、身体能力は高いし、その上、ギャグまでできる。
まさにオールマイティーの役者だと思います。

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