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青いバラの夢 [本]

10月19日(金)
フジコ・ヘミング『青いバラの夢』(講談社)読了。

フジコ・ヘミング画集 青いバラの夢

フジコ・ヘミング画集 青いバラの夢

  • 作者: F. ヘミング
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2007/09/29
  • メディア: 単行本


ピアニストのフジコ・ヘミングの、幼少期からの絵と文章を集めた本。

フジコ・ヘミングの本名、ゲオルギー=ヘミング・イングリッド・フジコ。
1933年、ベルリンで誕生。
父はロシア系スウェーデン人の画家・建築家のヨスタ・ゲオルギー・ヘミング。
母は日本人のピアニストの大月投網子(とあこ)。
幼少期に日本に移住したが、父は離婚して、スウェーデンに帰国。
6歳からピアノを始め、青山学院高等部在学中の17歳でデビュー。
東京芸術大学に進学し、NHK毎日コンクールなど数々の賞を受賞。
1961年、国立ベルリン音楽大学(現・ベルリン芸術大学)に留学。
作曲家・指揮者のブルーノ・マデルナに才能を認められ、ソリストとして契約したが、リサイタル直前に風邪をこじらせ、聴力を失う(現在は左耳が40パーセント回復している)。
ストックホルムに移住して、ピアノ教師に就く。
1995年、日本に帰国し、コンサート活動を開始。
1999年、NHKのドキュメント番組『フジコ〜あるピアニストの軌跡〜』が放映されて大ブレイク。
デビューCD『奇蹟のカンパネラ』が発売後3ヶ月で30万枚の大ヒット。
2001年、カーネギーホールでリサイタル。
85歳の現在も、世界中で演奏活動を行っている。
この本は、フジコが幼少期から描き続けてきた絵を集めたもの。
シャガールの影響を感じるが、本人はロートレックが好きらしい。
文章も、ワガママなお嬢様風でおもしろい。
お薦めです。

キャラメルボックス2018クリスマスツアー『リトル・ドラマー・ボーイ』脚本第一稿、全12場中7場まで書き上がりました。
1日1場と、いいペースです。
しかし、丸3日間、パソコンに向かっていると、大分疲れが溜まってくる。
自宅缶詰は今日までなので、何とか気力で乗り切りたいと思います。
頑張ります。

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